• 095 月

    普通のOLになりました。この春からの就職先は保険代理店です。
    保険の商品にはいろいろあるし、個人だけではなく企業で必要な案件に対して
    できるだけ専門知識を盛り込んで営業担当者が話せるように
    プランニングやプレゼンテーションを駆使し、多岐に渡って忙しいが、充実して楽しい。
    ウスイ弁護士は私の仕事を最初はあまり歓迎して入れていないようだったが
    ウスイ弁護士のご家庭と弁護士事務所に提案した案件は思いのほか評価され
    私の自信に繋がったし、ウスイ弁護士の理解を得る事ができた。
    味方がひとり増えたようで嬉しかった。

    去年、カップリングパーティーで知り合った人と順調に付き合ってきたが
    何かがちがう、と思った。
    彼は普通のサラリーマンで間もなく35歳になる。
    結婚を意識していて、すぐに
    「結婚前に親にあってほしい」とか「結婚したけら•••してあげる」とかよく言っていた。
    何かがちがう。
    そう、私は人がを支える縁の下のちからもち体質。つまりMなのかも(笑)

    そして弁護士やそれらの仕事をしている人と結婚したい、と思ったのです。
    あの頃の夢を思い出して。
    頭がキレて、物の言い方をよく状況をわきまえて冷静沈着(TVの北村弁護士のような)
    そういう人と暮らしたい、結婚したい、このキモチはかわらないようだ。

    義父のお嫁さん、私の母にあたる人は気さくで明るくていい人です。
    彼女は過去に結婚していたようだが、あえて聞いていない。
    でも聞けば何でも答えてくれると思う。
    血は繋がっていない両親となる訳だが私を陰ながら支えてくれている有り難い存在。
    「まさみちゃん、結婚考えてるの?」新しい母が尋ねた。
    「うん、死んだ母が苦労してたから自分は早く幸せになりたいんだ」
    「いいことだね、結婚っていうのは考えすぎちゃダメかも、
    結婚してもいいな、と思ったら結婚しちゃったほうがいいよ、私の経験だけど、ハハハ」

    そして私は 地道にコツコツ努力してる弁護士と結婚するために出会いを求めて
    温かい家庭を夢見るようになっていた。